Example実例

【実録:身元調査】元旦那が養育費の支払いを無視?(神奈川県:30代女性)

23.09.07

身元調査:元旦那が養育費の支払いを無視?

■お客様の相談内容

今回は神奈川県在住の 30 代女性から、離婚した元夫である男性の身元確認と、素行調査についてお問い合わせを頂きました。
依頼者様は、半年前に離婚調停を経て離婚し、6 歳のお子様と 2 人で暮らしているそうです。
離婚調停の中で、お子様の養育費については離婚後も元夫である男性が負担するということで、毎月依頼者様の銀行口座に振り込まれることが約束されていたそうです。
しかし、離婚して半年が経過した頃から、養育費の支払いが遅れるようになったと言います。
最初は「急な出費があった」や「来月まとめて支払う」と言って翌月に支払われることもあったそうですが、現在では今月分と先月分の支払いが行われていないようです。
依頼者様は法的に対処しようと考えているそうですが、相手との連絡先が取れず、更に先月からこれまでの勤務先を辞めたと言っていたことから相手の現状が把握できてないため、現在の勤務先を特定し現状を把握したいということで依頼をして頂きました。

■相談内容を解決するための調査方法

調査対象者となる男性が以前勤めていた会社は依頼者様に教えて頂いたので、その会社の社員に聞き込みを行いました。
対象者は SNS をやっていなかったそうですが、離婚後に始めている可能性もあるのでSNSの特定も同時並行で行うことにしました。 発見した後は対象者の行動を観察・尾行し、どこで働いているのかなど現状が把握できた時点で依頼者様に報告することで合意しました。
調査期間は20日で、お問い合わせを頂いた翌日からさっそく調査を開始しました。

■調査内容

対象者は以前出版社に勤めていたので、その会社の社員に聞き込みを行うと、対象者は先月に退職して現在は在職していないことが判明しました。
そこで出版社の社員への聞き込みを継続し、現在どの会社に勤めているか、何をしているか尋ねてみましたが、ほとんどが「分からない」という回答しかされませんでした。
対象者が離婚したという事実は社内でも広がっていたそうですが、対象者が辞めた理由を知っている人は調査初日では発見できませんでした。
そこで調査範囲を拡大し、他の出版社や作家などにも聞き込みを行うようにしました。

■調査結果はどうだったか

聞き込みを続けていると、対象者の新しい勤め先について相談を受けたという作家がいるということを知りました。
さっそくその作家にお話しを伺うと、先月対象者から新しい勤め先としてどの出版社がいいかと相談を受けたそうで、何度か話し合った結果地方の出版社に行くことにしたと言います。
対象者は富山県の出版社に転職すると言っていたそうで、現在は連絡を取っていないが就職できたという連絡を先月もらったそうです。
教えて頂いた富山県の出版社に向かい、調査すると対象者を見かけました。
その後、尾行や見張りを行い、現在その会社に勤めていることや現住所などを特定できました。
対象者は問題なく生活しており、養育費が払えないほどお金に困っている様子も見られませんでした。

■お客様の悩みは解決したのか

調査結果を依頼者様に報告し、調査結果に問題がないということで契約は終了になりました。
後日依頼者様にご連絡して養育費未払いに関する問題がどうなったのか尋ねてみると、素行調査で判明した対象者の住所や職場を元に家庭裁判所で履行勧告制度を利用し、養育費の支払いを催促したそうです。
しかし、対象者からの支払いがなかったので履行命令を利用し、強制力を持って養育費を請求し たところ養育費が未払いだった月分の金額が支払われたそうです。
その後対象者と連絡を取り、養育費を支払うこと、現住所を教えることを約束したそうです。
現在では養育費が毎月支払われているそうで、お子様の小学校進学に関連する資金も足りているそうです。

■今回の調査費用

・調査内容:身辺調査・素行調査(張り込み・尾行・聞き込み・映像による証拠の収集)
・トータル使用時間:24時間
・期間:20日間
・調査人員:3名
・費用:440,000円

(総合探偵社Beerus)

・コラムページはこちら

・料金はこちら