Columnコラム

『浮気』と『不貞行為』の違いについて

23.05.28

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■皆様は『浮気』と『不貞行為』の違いについてご存じでしょうか?

私は”探偵業”を始めるまでは『不貞行為』との言葉は知らず、すべて『浮気』との一言でまとめて表現しておりました。
しかし実は知ってみると異なった言葉の意味であり、使い方によっては、事の重大さが大きく変わってきますので、今回は『浮気』と『不貞行為』の違いについて詳しく説明をさせていただければと思います。

まず、『浮気』とはどの様な行動を指すのかといったお話ですが、簡単に申し上げると”定義のはっきりしない異性との関係性”です。
人によって浮気の定義とは全く違い、例えば”異性と食事に行くことは『浮気』だ!!”という方もいれば、”体の関係性が明確にない限り『浮気』ではない!!”という方もいらっしゃいます。
また、”キャバクラは絶対ダメ!!”という方もいれば、”キャバクラはお仕事の関係上仕方ない”という考え方の違いもある様で、時には環境によっても浮気の定義は大きく変わるかと思います。
中には風俗は大丈夫だけど、”プライベートで出会った女性との体の関係はダメ!!”とのかなり許容範囲の広いお考えの女性も中にいらっしゃる様です。
上記のように『浮気』とは、”定義のはっきりしない異性との関係性”について表されることを一般的には『浮気』と言います。

それじゃあ『不倫』と『浮気』の違いは?と思われる方も多くいるのではと思いますが、シンプルに既婚者であるかどうかの違いで、基本的には”定義のはっきりしない異性との関係性”との根本的な考え方は同じで、既婚者であるかどうかの違いと思っていただければと思います。

一方『不貞行為』とは、簡潔に表現すると”自分の意思で配偶者以外の異性と肉体関係をもつこと”を指します。
とある裁判所の判例では、不貞行為を以下のように定義づけているようです。

”民法770条1項1号の不貞な行為とは、配偶者のある者が、自由な意思にもとづいて、配偶者以外の者と性的関係を結ぶことをいい、相手方の自由な意思にもとづくものであるか否かは問わない。”

つまり、配偶者と不倫相手に性的関係があれば不貞行為とみなされ、なければ不貞行為とはみなされないということになります。
ここでいう性的関係とは、肉体関係を意味しており、不貞行為に該当するかどうかは、「体の関係があるか」が大きなポイントといえます。
そのうえで、会う頻度や二人の親密度、夫婦間の状況など、その他の要素も加味して最終的に判断される訳です。

■こんな局面でも不貞行為とみなされますか?

①お酒を飲み酔った勢いで体の関係を築いてしまった
②パートナーに不倫され、腹いせにこちら側も不倫をした
③誘いを断り切れなかった
上記のように言い訳をしたくなる局面だってありますよね。
しかし、性的関係に至るまでの状況はさまざまありますが、「断ろうと思えば断れた」というケースでは、自由意思が認められ、不貞行為とみなされる可能性はとても高いので、どんな言い訳をしたいような局面でも、体の関係を持つことにリスクしかない事をしっかりと肝に免じておきましょう。

■解決方法

不貞行為の定義は自分の意思で配偶者以外の異性と体の関係を築くことです。
とはいえ、配偶者の行為が不貞行為に該当するのかよく分からずに悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
不貞行為とそうでない行為の線引きで悩んでいる方はまずは信頼できる探偵事務所に無料相談などをして法律的な観点で判断してもらうことをおすすめします。
また配偶者の行為を追及するためには、『不貞行為』の事実を明確に示す証拠が必要です。
しかし、証拠の確保を個人で行う場合、法的なリスクが生じる恐れや、確保した証拠が法的に認められない可能性があります。
個人で行動されて失敗例として最も多い事項としては、捉えた証拠写真の画質が荒いことや、個人で動いた結果、対象にバレて大事な証拠をつかめなくなったという話もよく聞きます。
そのため、証拠集めに精通した探偵社に依頼することを強くおすすめします。

『浮気とは』
定義が定かではないが、”異性との関係性がある”と判断されたとき
『不倫とは』
定義は定かではないが”既婚者が配偶者以外の異性との関係性がある”と判断されたとき
『不貞行為とは』
”既婚者が配偶者以外の異性と性的な関係性がある”と判断されたとき

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