Columnコラム
妻や夫の不倫や浮気が発覚したら、まずは探偵に相談するべき?
24.01.22
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■妻や夫の不倫や浮気が発覚したら、まずは探偵に相談するべき?
皆様は、妻や夫の不倫や浮気の事実を知ってしまった場合、どのような行動をとりますか?
恐らく大体の方が頭に血が上り、突発的な行動をとってしまうのではないでしょうか。
例えばですが、その場でパートナーに事実確認をとったり、または怒鳴りつけるようなこともあるかもしれませんよね。
しかし、突発的な行動をとることは決していいことではありません。
今回こちらの記事では、妻や夫の浮気が発覚した場合の対処法や、探偵に相談するメリットなど、不倫や浮気が発覚した場合の適正な行動についてお話させていただければと思います。
まず初めに浮気や不倫の事実が発覚すると、王道的な解決法として3つのパターンに分けられます。
①浮気相手との関係を解消してもらう
②慰謝料を支払ってもらう
③離婚をしてもらう
大きく分けて上記3つのパターンに分けられるのですが、パートナーは、あなたという伴侶がいながら他の人と関係を持ってしまったわけなので、まずはパートナーや浮気相手から誠意ある謝罪をしてもらいたいと考えるのが自然な流れではないでしょうか。
自分がどれだけ重大な過ちを犯したのかをしっかり認識してもらい、そのうえで再発防止や心の傷を負わせた慰謝料を踏まえて何かペナルティを受けてもらいたいと考える人が多いと思います。
そこで3つのパターンについて、どの選択肢がどの様な行動に分けられるのかを具体的に説明していきたいと思います。
①浮気相手との関係を解消してもらう
パートナーの浮気や不倫が発覚した場合、関係修復を望む方も多くいらっしゃいます。
まずは、浮気相手との関係を解消させたいと考える方が大多数なのではないでしょうか。
浮気相手と関係を解消するよう約束をしてもらうように要求することはもちろん可能ですが、法律には浮気相手との関係を強制的に解消させられるような定めはありません。あくまでも、話し合いで解決をすることになります。
しかし、それでは強制力がなく意味がないのでは?と思う人は多いかもしれませんが、そんなことはありません。
話し合いで浮気相手と接触を禁止することに合意できたら、それらを和解書や示談書、誓約書などの文書に残すようにすることで再発防止に向けた対策が打てます。
接触禁止を書面に盛り込む場合、その約束を破った時の違約金についても記載をしておくことが多く、これによって、再発防止の抑止効果が高められます。
そして、書面に残しておくことは、約束を明確にするということ以外にも、言った・言わないの争いを避けることができますし、なにより、当事者が浮気を認めた証拠にもなります。
ただし書面の作成の際に気を付けていただきたいことが、当事者たちで誓約書を作成した場合、のちにトラブルに発展するような約束を盛り込んでしまわないようにすることです。
分かりやすい例でいうと、「対象者と接触を一回行こなうにあたり300万円支払う」と約束をしたけれど、後になってそんな高額な慰謝料は払えないと揉めてしまうケースです。
ほかにも、パートナーと浮気相手が同じ職場だった場合、無理のある接触禁止の約束を盛り込むことなどがあります。
いくら書面に残したとしても、守れないような約束を入れてしまうと、後々トラブルに発展してしまいかねません。
最悪の場合、約束した内容を守ってもらえず、あなたが泣き寝入りをすることにすらなりかねないのです。
そのため、きちんと守られる書面を作成することが大切になってきます。
これらは法律や過去の裁判例などの知識が必要ですので、専門家である弁護士に依頼して間違いのない書面を作成してもらうことをお勧めします。
また、総合探偵社Beerus(ビルス)では、弁護士先生のご紹介も無料で行っておりますので、調査を依頼する際は是非とも併せてご活用いただければと思います。
②慰謝料を支払ってもらう
不倫をすると、与えた精神的なダメージの大きさによって慰謝料の支払い義務が生じます。
こちらでは、支払い義務が生じるケースについてご紹介しましょう。
【不倫により夫婦関係が崩れた】
不倫をすること自体、法律上では不法行為に当たります。
不法行為を犯し、尚且つパートナーに精神的なダメージを与えたことで、不倫慰謝料の支払い義務が生じます。
元々の夫婦関係が円満で、不倫により夫婦関係が破綻した場合は支払い義務が生じるのです。
しかしこのような言い方では夫婦関係が破綻しなければ、不倫慰謝料を支払う義務が生じないと思っている方もいるかもしれませんが、不倫をすること自体が不法行為にあたるため、夫婦関係が破綻していなくても不倫慰謝料を支払う義務は生じます。
夫婦関係が破綻していない場合は、不倫慰謝料が減額されることはあっても、請求されないという事は考えずらいです。
【不倫の内容が深い】
不倫の内容が深いというのは、肉体関係があったということです。
そもそも、法律でいう不貞行為は肉体関係があったかどうかが非常に重要視されます。
そのため、ただ食事するだけの関係性や、肉体関係を感じさせないメッセージのやり取りをしていただけの場合は不貞とみなされないケースもあるのです。
慰謝料は肉体関係があり長時間にわたり不倫相手と一緒にいた場合は、強い支払い義務が生じます。
不倫の内容が深ければ深いほど、不倫慰謝料の金額は増えていくので注意しましょう。
また、こちらは民法の話になりますが、民法には、不法行為による損害賠償について、次のように定められています。
”第709条”
【故意または過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した者は、これによって生じた損害を賠償する責任を負う】
この場合、「他人の権利又は法律上保護される利益」というのは、婚姻共同生活の維持という権利又は法的保護に値する利益と考えられています。
③離婚をしてもらう
基本的に、離婚はどちらか一方の意思だけでは話を進めることができないものです。
しかし、民法は次のように定められています。
“第770条”
夫婦の一方は、次に挙げる場合に限り、離婚の訴えを提起することができる。
一 配偶者に不貞な行為があったとき。
二 配偶者から悪意で遺棄されたとき。
三 配偶者の生死が三年以上明らかでないとき。
四 配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき。
五 その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき。
「離婚事由」に該当する行為があった場合、裁判で離婚の訴えを起こすことができるとされています。配偶者の浮気は、1番目の不貞行為に該当する行為です。
つまり、もし離婚をしたくないと言われても、裁判で争うところまで行ってしまうと相手は離婚を避けられないのです。
ただし、民法で定められている不貞行為とは、「配偶者以外の人と肉体関係を持つこと」とされています。
二人でいるところを目撃したというだけでは不貞行為とはいえないので注意してください。
探偵業界では、不貞の証拠を集める際、ラブホテルの出入りであれば最低でも1回以上。ビジネスホテルやお互いの自宅の出入りであれば最低でも2回~3回以上証拠の収集を行います。
ラブホテルに関しては、基本的に肉体関係を築く目的として利用されることが大半ですので、裁判でも非常に有力な証拠として扱われます。
しかし、ビジネスホテルやお互いの自宅に関しては、”話し合いをしていた”又は”仕事を手伝ってもらった”という言い訳をされる場合もあり、1回の出入りでは中々不貞の事実と認められません。
弊社では裁判でもしっかりと有利に立てる証拠の収集を行わせていただいておりますので、まずはお気軽にお問い合わせを頂ければと思います。
④探偵に相談するメリット
不倫や浮気がバレた場合、探偵に相談することは感情的なストレスや法的な問題への対処、情報の確認など、さまざまな理由から行われます。以下に、このようなケースでの相談について詳しく説明します。
1. 感情的なサポートと理解
不倫や浮気の発覚は感情的な混乱を引き起こします。被害者はしばしば不安、怒り、悲しみなど多くの感情に悩まされます。
探偵は冷静な第三者として、感情的なサポートや理解を提供し、客観的な視点から状況を見る手助けをします。
2. 真実の確認
探偵は浮気の証拠を収集し、クライアントに対して明確な事実を提供します。
これにより、クライアントは感情的な決断や避けることができ、法的な手続きに進む際に、より的確な判断を下すことができます。
3. 法的な支援
不倫が離婚訴訟につながる可能性がある場合、探偵は法的な専門家(弁護士)と連携し、適切な証拠を提供することが期待されます。
これは財産分与や慰謝料の問題に関与する可能性があります。
4. 安全の確保
不倫の発覚にて突発的に感情的な行動を起こしてしまいますと、家庭内での暴力や脅迫、様々なトラブルを引き起こすことがあるため、被害者は自身の安全を確保する必要があります。
探偵は被害者を守るために必要な手段を提案し、被害者を最も安全な行動に移すことが求められます。
5. 信頼性の向上
探偵が提供する証拠は、法的手続きにおいて信頼性が求められます。探偵はプロの調査技術を用いて違法な手段を使わず、法的な規制に従いながら証拠を収集します。
6. 円満な解決策の模索
探偵はクライアントに対して、感情的な心理状況の解決や、関係修復のためのアプローチも提案します。
時には関係の修復が望ましい場合、カウンセリングなどのサポートも提供されることがあります。
7. プライバシーの尊重
探偵はクライアントのプライバシーを尊重し、法的な規制に従いながら調査を行います。このプロフェッショナリズムが、信頼性と安心感を提供します。
結論
不倫や浮気が発覚すると、感情的な混乱や法的な問題に対処することが困難です。
探偵に相談することで、客観的な視点から事実を把握し、冷静に対処する手助けを受けることができます。
プロのサポートを得ることで、クライアントはより的確な判断を下し、将来に向けての方針を立てることができます。
まとめ
弊社では日頃から様々な不倫状況での証拠の収集を求められるのですが、不倫が発覚すると被害者は感情的になってしまい、その場で相手に不倫状況を突き詰めてしまうことが多いようです。
一度不倫状況がバレてしまうと、相手は次回からかなり慎重に不倫に対する行動をとるようになり、不倫による証拠の収集がより困難になるといった事はとても多いです。
更に不倫は、その場の口約束だけでは中々問題を解消することが難しく、加害者と不倫相手にしっかりと悪事を認識してもらわない限り、被害者も納得できないと思いますし、再発もするかもしれません。
なので、基本的には誓約書などを交わし、再発防止のためにペナルティーを設けた誓約書を作成したり、証拠の収集をしっかり行い、不倫相手や加害者側から慰謝料を請求するケースがほとんどです。
弊社では、関係修復に向けた場合での誓約書の作成や、慰謝料請求や離婚に向けた証拠の収集は勿論の事、信頼のできる弁護士先生のご紹介も無料で行わせていただいておりますので、こちらの記事を読み、類似したお悩みをお持ちの方がいらっしゃれば、是非とも無料相談を兼ねてお問い合わせを頂ければと思います。
弊社では全スタッフが依頼者様の立場となり、精一杯のお力添えをさせていただきたく存じます。
(総合探偵社Beerus‐ビルス)
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