Columnコラム

不倫によって離婚するメリットやデメリット、決めておくべきこと

23.12.09

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不倫によって離婚するメリットやデメリット、決めておくべきことを 解説

「夫が職場で不倫していた」「妻の不倫が発覚した」となると、裏切られた気持ちになり離婚という二文字が浮かぶ方も多いと思います。

もう自分を好きじゃないんだと悲しくなり、今すぐにでも離婚して配偶者と距離を置きたくなる気持ちも分かりますが、不倫が発覚して即座に離婚するというのはリスクも伴います。

離婚するということは、生活環境が大きく変わるだけでなく、戸籍の変更や金銭面の問題など、意 外と時間がかかるもので、すぐに離婚できるというわけではありません。

そのため、離婚する上でのメリットやデメリットを把握し、その場の感情に任せて行動しないよう冷 静に話し合い、手続きを行う必要があります。

今回は、不倫が原因で離婚するメリットやデメリット、離婚する前にするべきことや決めごとなどを紹介します。

離婚後の生活環境を予測し、大きな影響が出ないように検討していくことが大切なので、その参 考になれば幸いです。
ぜひ最後までご覧ください。

1,不倫が原因で離婚するメリット

不倫が発覚した際に、離婚するというケースは多くあります。 自分より好きな人がいる相手と婚姻関係は結んでいられないという気持ちから、離婚に踏み切る人は多いです。

ここでは、不倫が原因で離婚するメリットを 2 つ紹介します。

1-1,配偶者への不満やストレスから解放される

配偶者が不倫するということは、夫婦間や家庭に何かしらの問題があった可能性が高いと言えます。

金銭面で揉めたり、子どもなどの家族のことで言い合いになったりして、配偶者に不満やストレスを感じている状態であった可能性があり、家庭内の雰囲気も良好ではなかったかもしれません。

当然不倫が発覚しても雰囲気は悪いままですし、むしろ悪化していくでしょう。

離婚すれば、暗く神経を使うような雰囲気から解放され、不満やストレスを減らすことが期待できます。

配偶者への不満やストレスから解放されれば、気持ちや精神状態が安定し、健やかに生活できるようになるでしょう。

1-2,自由に過ごせる時間が増える

そもそも配偶者と過ごすことは、相手に時間を割いているということなので、独身の頃と比べても自由な時間は少なくなります。

子どもができれば、育児に追われてさらに自分に使える時間は減ってしまいます。

こうした自由時間の減少は、結婚生活が充実していれば負担にはなりませんが、不倫など夫婦間の関係に傷ができるとストレスになってしまいます。

そのため、離婚することで配偶者に割く時間を減らし、自分に費やせる時間を増やすことができます。

自由に過ごせる時間が増えれば、自分の好きなことに打ち込めたり、やってみたい仕事に挑戦してみたり、新しい人間関係を築いたりと、自由度高くさまざまなことに挑戦できるようになります。

もちろん恋愛もできるので、再婚といった新たな幸せを掴むことも可能です。

2,不倫が原因で離婚するデメリット

離婚することでメリットがある一方で、デメリットもあります。

離婚によるデメリットはいくつかあるので、どんな課題が生まれるのか把握して配偶者と慎重に話 し合う必要があります。

ここでは、不倫が原因で離婚するデメリットを 5 つ紹介します。

2-1,周囲からの視線が気になりやすくなる

離婚したという事実を周囲の人に伝えると、視線を気にしやすくなります。

離婚したことを周囲がどう受け止めているか、無意識でも気になってしまいやすくなるのです。

同じ職場の同僚や近隣住民、さらに結婚をお祝いしてくれた人たちからどう思われているか、自分で勝手に想像してネガティブなことを考えやすくなります。

夫婦間で決めた離婚であれば周囲の人の視線や意見を気にする必要はありませんが、少なからず周囲の視線の受け止め方は変わることは覚悟しておきましょう。

また、周囲からの視線を気にして配偶者の愚痴を言うようなことはしてはいけません。

相手に不倫されたという事実を伝えつつ、「お祝いして頂いたのに申し訳ありません」という姿勢を 取っておけば、離婚した事実をマイナスの印象にすることはありません。

2-2,バツイチという経歴がつく

離婚することで、「バツイチ」という経歴がつきます。

最近では過去の離婚歴などを気にしない人も増えていますが、それでも過去に離婚したかどうかを気にする人はいるため、バツイチをネガティブに捉えている方は離婚を踏みとどまった方がいいかもしれません。

とはいえ多様な生き方が浸透しつつあるので、これはそこまで深刻なデメリットにはならないでしょう。

2-3,子どもにも大きな影響を与える

夫婦が離婚することで、子どもにも大きな影響を与えることになります。

幼い子どもだと、何故両親が離婚するのか事情を把握できないので、戸惑いや寂しさを感じさせることになります。

また、住む場所が変われば幼稚園や学校を転校しなければいけなくなり、新しい環境に慣れる必 要があるため、子どもにとっては負担になりかねません。

加えて親が働いているときは家に 1 人でいる時間が多くなり、孤独で辛い思いをさせてしまう可 能性もあります。

両親の離婚によって子どもが内向的になり、学校で上手く馴染めないことに悩むことはあり得ますし、ひどい場合はいじめの対象になってしまうかもしれません。

離婚について話し合うときは、夫婦間の問題だけでなく、子どもへの影響も検討するようにしましょう。

2-4,離婚を成立させるまでの手続きに時間がかかる

「離婚は結婚よりも手間がかかる」とされていますが、実際に離婚を成立させるにはさまざまな手 続きをしなければいけません。

住民票の変更や保険・年金の支払い方法の変更手続き、名義変更など、夫婦で共有していた部 分を切り替える必要があり、その手続きのほとんどは夫婦双方の合意や手続きがないとできません。

そのため、離婚を決めてから実質上の離婚が成立するまでは、時間がかかるのです。

加えて新しい職場を探したり、引っ越しをしたりと忙しくなるので、労力も必要になります。

これらの手順を踏まえないと離婚できないと念頭に置いた上で、現状と照らし合わせて離婚の時 期を調整する必要があります。

場合によっては、現状が落ち着くまで離婚を先延ばしにするという選択肢もあるので、柔軟に対応するようにしましょう。

2-5,収入が減る可能性がある

家事を専業としていた方にとっては、離婚によって収入が大幅に減ってしまうリスクがあるので注 意が必要です。

それまで配偶者が稼いでくれていた収入がなくなるので、自身が副業をしていたりしない限り収入は減っていくばかりです。

そのため、収入を安定させるために仕事を探す必要があります。

安定した仕事に就くには時間や労力がかかるので、離婚する際は収入面についても夫婦で話し 合わなければいけません。

引っ越すかどうか、子どもはどちらが引き取るかによって、離婚後に必要となる資金は変わってきますので、入念に話し合って資金面で問題ないと判断できれば、離婚に進みましょう。

3,離婚する場合に決めておくべきこと

不倫によって夫婦が離婚することを決断した場合、離婚を法的に成立させるために決めておくべ きことがあります。

ここでは、離婚する場合に夫婦間で決めておくことを紹介します。

3-1,協議離婚で夫婦としての意見をまとめておく

離婚を成立させるまでに時間がかかってしまう理由として、調停離婚もしくは裁判離婚に至るのが 原因とされています。

調停離婚や裁判離婚は裁判が介入するので、手続きなどが複雑になり時間がかかります。

一方で協議離婚とは、夫婦間の話し合いで離婚についての意見をまとめ、双方が合意しての離婚 を目指すものです。

協議離婚の場合夫婦間で合意がされれば、裁判が介入する必要がないのでスムーズに離婚を成立させられます。

時間や手間を踏まえれば、協議離婚を目指すのがおすすめです。

3-2,子どもについて

離婚するにあたって決めなければいけないのが、子どもについてです。

20 歳未満の子どもがいる場合、どちらが子どもの親権を得るか決めます。

どちらが子どもを引き取り養っていくかは夫婦間の話し合いで決めますが、子どもが 15 歳以上で あれば子どもの意思も尊重して親権を決めることができます。

また、子どもとの面会についてのルールも決めておきましょう。

親権を持った親が、離婚した配偶者と子どもの面会を許可するか、許可する場合面会の頻度など を事前に決めるようにしましょう。

以前までは母親に親権が渡るのが一般的とされていましたが、最近では男性が家事をしたり、女 性が働いて収入源となったりと、多様な生き方が広がっています。

そのため、より夫婦間の話し合いが重要になります。 子どもの意思も尊重しつつ、不備がないように決めておきましょう。

3-3,財産分与

財産分与については、夫婦で分けられる「共有財産」とそれぞれが所有できる「特有財産」の 2 種類があり、離婚する場合共有財産は財産分与されますが、特有財産は財産分与の対象にはなりません。

共有財産は結婚してから溜めた貯金や資産が該当し、どちらが不倫したとしても共有財産は平等に分配されます。

一方で特有財産は、結婚前に貯めていた貯金や資金が該当しますが、結婚後に共有財産と混合している場合もあるので、特有財産であると証明するために手続きが必要です。

夫婦間では、どの資産が共有財産なのか、もしくは特有財産なのかを話し合い、お互いが納得いく形で財産分与を行うようにしましょう。

3-4,ローンの支払い

住宅ローンや車のローンの返済が続いている場合、どちらが支払うかを話し合わなければいけません。

ローンの返済については金融機関が関わるので、支払い方法や名義の変更は金融機関に相談するのがおすすめです。

ローンの支払いの問題を解決する方法としては、住宅や車を売却するか、一括で返済を済ませるといった方法がありますが、夫婦間でどちらが所有するのか含めて慎重に話し合って決定する必 要があります。

4,離婚に踏み切る前に考えること

ここまで解説したように、離婚することでデメリットとなる点もあるので、不倫されても冷静に話し合 って検討しなければいけません。

ここでは、離婚に踏み切る前に考えるべきことを解説します。

4-1,冷静になって離婚するメリット・デメリットを考える

前述したように、不倫が原因で離婚した場合メリットとデメリットがあります。

確かに不倫することは許されませんが、かといって感情的になって離婚した結果、生活が苦しくな ったり子どもに辛い思いをさせたりする可能性もあり得ます。

また、離婚を成立させるためにも夫婦間での話し合いや手続きが必要になるため、気持ちを落ち着かせることが大切です。

そのため、不倫発覚直後の感情を抑え、離婚が適切かどうか、離婚する場合親権や財産分与を どうするかなど、冷静に話し合うことを心がけましょう。

4-2,お互いの不満の原因を明らかにする

離婚するかどうか決めかねている場合、お互いが思っていることや不満を言い合うことも大切です。

不倫するということは、相手が浮気性でもない限り家庭や夫婦関係に問題があったと考えられる ので、不倫が発覚したことを契機として、お互いが普段言えない不満を言ってみるといいでしょう。

不満に思っていること、直してほしいことを言い合い、それらを解決しようと夫婦が同じ方向を向けば、離婚せずに関係を修復できる可能性もあります。

お金や子ども、仕事のことなど、たとえ夫婦でも言い出しづらいことはあります。

不倫が発覚した機会に、言えなかったことや不満を明らかにすれば、離婚を回避できるかもしれません。

5,慰謝料請求をする場合

慰謝料を請求する場合とはいえ、不倫されたことに対して慰謝料を請求したいという気持ちが湧いてくるのは当然のことです。

配偶者もしくは不倫相手に慰謝料を請求する場合、どのような手順を踏めばいいのか、簡潔に解説します。

5-1,配偶者と不倫相手との肉体関係を証明するものが必要になる

慰謝料を請求する場合、法的に効力のある証拠が必要となり、不倫の場合は配偶者と不倫相手 が肉体関係にあったと証明する写真などが有効です。

配偶者以外と肉体関係を持つ「不貞行為」を証明できるかどうかで、慰謝料請求が認められるかの焦点になります。

ただし、夫婦関係が既に破綻していると判断されたり、1 回の不貞行為では慰謝料請求が認められない可能性もあります。

いずれにしても不貞行為を証明する写真などが必要になるので、自力で撮影するもしくは探偵事 務所に依頼するなどして入手しましょう。

5-2,探偵事務所に依頼すれば裁判所でも有効な証拠を入手できる

不貞行為の証拠を掴む方法として、自力での入手と探偵事務所への依頼の二通りがあります。

自力での調査の場合依頼料などはかかりませんが、証拠の入手が困難だったり、有効な証拠であるかの判断が難しいといったデメリットがあります。

また、法律に反していない調査方法で証拠を入手しないと裁判では無効になるので、専門的な知識がない素人の調査では確実性が低くなると言えます。

一方で探偵事務所へ依頼する場合、調査費用はかかりますが、短期間で有効な証拠を入手して くれる確率は飛躍的に高くなります。

プロの探偵が調査するので、自力での調査より確実で安全な証拠を入手できるので、裁判でも効力を発揮するでしょう。

これらを踏まえると、不貞行為の証拠集めは探偵事務所に依頼するのが良いと言えます。

調査には費用がかかるので、調査期間や人数などを打ち合わせて費用を確認し、確実に証拠を 獲得できるようにしましょう。

まとめ

今回は、不倫が原因で離婚する場合のメリットやデメリット、離婚前に考えるべきことや決めることを紹介しました。

配偶者や不倫相手に慰謝料請求をする場合、専門的な知識や調査が必要になるので、不安があ る方は探偵事務所に相談してみましょう。

裁判で慰謝料請求が認められるために、証拠集めの際はぜひ弊社にご相談ください。

(総合探偵社Beerus‐ビルス)

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