Columnコラム

人探し・所在調査とはどんなことができる?概要や調査内容、費用相場について

23.12.06

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人探し・所在調査とはどんなことができる?概要や調査内容、費用相場について

「所在調査」と聞くと、連想しやすいのは「人探し」だと思います。

家出してしまった人を探すことを主とした調査のことをイメージしがちですが、実は所在調査の調査内容は様々で、家出人の捜索以外にも多くの事例に対応しています。

所在調査を依頼する場合、どこに依頼すればいいのか、何を調査してくれるのか具体的に知っておくと、もしも人を探さなければいけなくなったときにスムーズに行動できます。

今回は、所在調査の概要や調査内容、依頼した場合の費用などについて解説します。

相手を一刻も早く見つけるために、所在調査について知っておくべきことを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

1,所在調査とは何か

そもそも所在調査とは、探したい調査対象の人物がどこにいるのか、その場所や状況についての 情報を入手するための調査のことを指します。

例えば「家出した子どもが帰ってこない」「身内が失踪してしまった」といったときに所在調査を行うことで、対象者の居場所を探します。

また、対象者の勤務先や実家を突き止める際にも所在調査は対応しています。

例えば金銭のやり取りで一方が未払いのまま連絡も付かないときに、所在調査を行うことで相手 の所在が判明するので、未払いについての問題解決に繋がります。

また、浮気調査や結婚前調査など、法律における必要情報の取得や結婚相手の素行調査を目的 として所在調査を依頼するケースもあります。

「対象者を探し、居場所や状況の情報を入手する」という調査目的で行うのが、所在調査です。

所在調査の依頼先としては主に 2 つあり、外務省と探偵事務所があります。

”外務省の所在調査”
実は所在調査については、国が対応してくれるケースがあるのです。

ただし、外務省が所在調査を引き受けてくれるにはいくつか条件があります。

外務省への所在調査の依頼については、三等親内の家族であるとか、弁護士会や裁判所といった特定の機関や団体からの依頼であることが前提とされているので、これら以外からの調査依頼は引き受けてもらうことができません。

また、外務省の所在調査は海外の日本人を調査するものなので、日本国籍を有している人が海外にいることを証明し、生存が見込まれていると判断されたときに所在調査が行われることになっています。

つまり、外務省で所在調査を行ってもらうには様々な条件を満たさなければいけないのです。

探偵事務所の所在調査 一方で、探偵事務所での所在調査の依頼については、所在調査が探偵業法に違反しておらず、 所在調査の結果が犯罪などのトラブルに発展しないと探偵事務所が判断したときに所在調査が行われるので、外務省への依頼に比べて格段に所在調査が行われやすいと言えます。

調査期間や費用について合意できれば、すぐに調査を開始することもできるので、短い期間で対 象者の所在を明らかにすることもできます。

以上のように、外務省と探偵事務所では調査を引き受けてもらうための条件が異なります。

外務省では非常に条件が厳しいので、所在調査は探偵事務所に依頼するのが一般的とされてい ます。

2,所在調査と人探しの違いは?

所在調査と似たような言葉として、「人探し」があります。

所在調査と人探しについては、人を探すという大枠の意味は同じです。

厳密な違いとしては、所在調査は相手の所在や状況を確認するのに対し、人探しは消息の確認 のために行うとされています。

例えば「中学時代の恩師が今でも元気か知りたい」「初恋の恋人がどこにいるか、消息を知りたい」といったケースは人探しに分類されます。

細かく見ていくと所在調査と人探しには違いはありますが、使い分けについては気にする必要は ないかと思います。

3,所在調査の調査内容

所在調査を依頼することで、どのようなことができるのでしょうか。

所在調査でできること、依頼できることを紹介していきます。

3-1,家出人の捜索

所在調査は対象者の居場所を調査するので、家出人の捜索にも対応しています。

家族や友人、親族が家出してしまったときに調査を依頼できますが、家出した人の捜索を依頼す る場合警察へ捜索願を出して探してもらうという方法もあります。

しかし、警察の場合家出した人が、1 人で生活していくのに困難な状態である(小さな子どもや認 知症を患った高齢者など)場合、もしくは事件性が高く命に関わると判断されたときのみ優先して捜索されることになっています。

そのため、家出した人が誰かに連れ去られたのではなく、自分の意思で出ていったとなれば捜索 してもらえない可能性があります。

探偵事務所であれば、調査が犯罪に加担しないと判断されれば調査を行ってくれるので、比較的調査のハードルが低いと言えます。

家出人の捜索を素早く始めてほしいと考えている場合は、探偵事務所に所在調査を依頼する方がいいでしょう。

3-2,金銭のやり取りがあった人の所在調査

相手にお金を貸したのに返してもらえず、連絡も付かないという場合でも、所在調査は有効です。

相手の現在地や状況を調査してもらうことで、相手に返済の意思があるのか、返済できない状態 にあるのかなどを把握することができます。

結果として返済してもらえるケースもあるので、金銭面のやり取りで相手と連絡が付かない時に所在調査を依頼すれば問題を解決してくれます。

3-3,浮気相手の勤務先や住所の調査

「夫が職場で浮気している」「妻に浮気相手がいる」となったとき、浮気を訴えて慰謝料を請求する場合があります。

その際、浮気相手の住所や勤務先などの情報を集める必要があります。

浮気相手の身辺に関する情報を把握しておくことで、慰謝料の請求について優位に進めることができます。

配偶者から情報を聞き出す方法もありますが、浮気相手をかばう可能性も踏まえると探偵事務所に依頼して所在調査を行ってもらうのが確実な方法と言えます。

3-4,結婚前の身辺調査

所在調査は、婚約予定の相手の身辺調査にも活用できます。

結婚は当事者間だけでなく家族や職場先などにも影響があるので、なるべくお互いの状況を把握しておく必要があります。

そのため、結婚前に所在調査で婚約者の勤務先や実家などを知っておかなければいけません。

婚約者が嘘をついているとは考えられないかもしれませんが、家族の中には不安に思っている人もいる可能性がありますし、もし嘘をつかれていた場合トラブルに発展して離婚してしまうケースも考えられます。

結婚後のトラブルで自身や家族が傷つかないように、結婚前の身辺調査はしておいた方がいい場合があるので、その際は所在調査を行うようにしましょう。

3-5,法律上において必要な相手の住所の特定

先ほど浮気相手への慰謝料請求について解説したように、裁判所を通して法的効力を有するためには相手の住所が必要になってきます。

浮気相手への慰謝料請求以外にも、未払い代金の支払いを催促する督促状の郵送や、契約の解除通知などを行う際には相手の住所が必要なので、所在調査で相手の住所を探してもらうこと ができます。

また、訴訟を起こす場合も相手の住所が必要になります。

このように、裁判などで相手の住所が必要となったときに、所在調査によって探し出してもらえます。

4,所在調査の方法

相手の居場所や住所を特定する所在調査では、主に 2 つの調査方法で探します。

4-1,実地調査

実地調査は所在調査に限らず、浮気調査や結婚前調査、素行調査など様々な調査で行われて いる一般的な調査方法となっています。

実地調査では、対象者への尾行や張り込み、見張りといったものから、周辺人物への聞き込み調査も含まれています。

いわゆる足を使った調査で、地道に成果を上げていく方法なのですぐに成果を出せるというわけではありません。

しかし、確かな情報を集められるので有効な調査方法でもあり、実際に実地調査で成果を上げた 調査も数多くあります。

そのため、ほとんどの探偵事務所ではこの実地調査を採用しており、対象者への尾行や張り込 み、周囲の人間への聞き込みなどで所在調査を行っています。

実地調査は調査員を増やせば調査期間を短縮することが可能で、短期間で成果を上げることが 期待できます。

4-2,データ調査

現代ではインターネットが普及したことで、データ調査でも成果を上げることができるようになって いるので、実地調査と並行してデータ調査も行われるケースがあります。

データ調査では、対象者のアカウントの特定やSNS上でのやり取りなどを観察し、どこにいるのか を特定する調査を行います。

また、インターネット上で掲載されている公的機関の資料を調査することも含まれていて、対象者の名前が記載されていないか、経歴や特徴についてインターネットでの情報収集を行うのがデータ調査です。

5,所在調査の費用相場は?

探偵事務所に所在調査を依頼する場合、料金が発生します。

料金は探偵事務所ごとに異なるので明確ではありませんが、一般的な所在調査であれば 50 万円程度かかるとされています。

実地調査とデータ調査のどちらかしか行わない、もしくは両方とも実施するかによっても料金は変 動しますので、詳しい料金については相談する探偵事務所のホームページなどで確認するようにしましょう。

50 万円というのは高額ですが、「家出した家族が戻ってくるのであれば」「結婚してもいい相手かど うか分かるのであれば」というように、所在調査の結果によって得られるものは大きいので、その 分高額な費用が必要となります。

また、慰謝料請求や未払い代金の督促など、所在調査によって依頼料に見合うお金が返ってくる可能性もあります。

所在調査の費用相場は 50 万円程度ですが、調査によって得られる成果を考えれば妥当な金額 であると思います。

費用の計算方法
頼費用の計算方法も探偵事務所ごとに異なっていて、主に 2 つの算出方法があります。

1 つ目は時間型で、いわゆる時給計算で費用が算出されるものです。
時間型の場合、調査期間や調査員の人数、稼働時間によって金額は変動します。

短期間であれば費用を抑えられる一方で、調査員を増やしたり調査期間が長引いたりすると費用が多くなってしまう可能性があります。

2 つ目は成功報酬型で、所在調査が成功したら報酬を支払うタイプです。
この場合打ち合わせの時点で料金が決まっているので、費用は変動しません。

しかし、成功報酬型では比較的高い料金設定となっているケースが多く、場合によっては時間型 の方が安くなる可能性もあるので、短期間で完了する調査の場合成功報酬型は向いていません。

採用している費用の計算方法も探偵事務所によって異なるので、所在調査について相談する際 に、料金についても入念に相談するようにしましょう。

6,所在調査費用を抑える方法

とはいえ 50 万円という金額は簡単に用意できるものでもないので、できることなら費用を抑えたいというのが多くの方の意見だと思います。
所在調査の費用を抑える方法は、2 つあります。

6-1,調査対象の相手に関する情報を入手しておく

所在調査を依頼する際に、対象者の情報が少ないと調査に時間がかかってしまう可能性があります。

例えば「夫の浮気相手に慰謝料を請求したいから、所在を明らかにしてほしい」という依頼の場合、浮気相手が特定できているかいないかで調査にかかる時間は変動します。

浮気相手が分かっていればすぐに住所を特定できますが、浮気相手が分かっていない場合は、 まず浮気相手の特定からしなければいけなくなり、調査期間が長くなってしまう可能性があります。

そのため、調査対象の相手に関する情報をいくつか集めておくことで、調査員もスムーズに調査ができて、かつ短期間で所在を明らかにできる確率を高められます。

事前に情報を準備しておくことで、費用を抑えることができます。

6-2,自力で所在調査を行う

自力で所在調査を行う場合、費用は発生しないので料金を気にする必要がありません。

対象者のことがある程度把握できているのであれば、住所を特定することも可能です。

費用を抑えたい場合は、自力での調査も検討するといいでしょう。

しかし、思っているより尾行や張り込みは高度な技術や経験値が必要とされ、素人が調査しても すぐに気付かれてしまう、もしくは住所の特定に時間がかかってしまうことが多いでしょう。

所在調査はなるべく時間をかけたくないという人が多いと思うので、短期間で所在を知りたいとい う方は探偵事務所に依頼するようにしましょう。

まとめ

今回は所在調査についての概要や調査内容、費用相場などを紹介してきました。

所在調査は必要だと思ったらすぐに依頼するのが大切です。

問題が長期化すると取り返しのつかないことになる可能性があるので、家出した人を探したり結婚 前の婚約者の身辺調査などにおいて所在調査を必要だと感じたら、早く探偵事務所に依頼するのがおすすめです。

探偵事務所を選ぶ際は、これまでの調査実績などを参考にしながら選びましょう。

信頼のある探偵事務所であれば、こちらの要望にも柔軟に対応して所在調査を行ってくれるでし ょう。

(総合探偵社Beerus‐ビルス)

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