Example実例
婚活アプリで出会った彼女に〇〇〇万円貸しているが、突然連絡が取れなくなった???(所在調査)
22.12.05
今回は所在調査に関してお話いたします。
婚活アプリで出会われた女性と交際をはじめ、約半年間で〇〇〇万円を貸してしまったとの事。
お話を詳しく伺うと、母親の病気と自身の鬱病から仕事がうまくいかなくなり、母親の面倒も見れない事からお金を貸してほしいとお願いされたそうです。
嫌な予感はしましたが、調査をしてみなければ真実はわかりませんので、とにかく依頼をお引き受けさせていただきました。
彼女とは音信不通になり一週間が経とうとしていました。
情報としては彼女の自宅住所と、母親が入院されているといわれている病院の情報となります。
自宅住所がわかっていますので、まずは彼女の日ごろの動きから観察してみようと試みました。が、早速嫌な予感は的中しました。
明らかに人の住んでいる気配が感じられません。間違いなく引っ越されている様子です。
となれば母が入院されている病院で張り込みを行い、対象女性が現れるのを待つか。。。しかし正直病院の情報も当てにはなりません。
病院に関しては、口頭で〇〇病院に入院していると伝えられただけだそうです。
しかし今ある情報を頼りに調査を続けるしかありませんので、病院で張り込みを続けましたが勿論一向に現れる気配はありませんでした。
正直参りました。
しかし、どうにか策を練らねばなりませんのでよく考えたところ、出会いの経緯である婚活アプリにて調査員がアカウントを作成し、対象女性と同じ手口で相談をしてくる女性がいないのか片っ端からメッセージのやり取りを続けました。
膨大なメッセージをやり取りした結果、ようやく対象女性だと連想できる違和感を感じる1人の女性とマッチングすることに。
はじめは普通のやり取りを続けていましたが、似たような手口と思われる口述に少しづつ変わり始めるのを感じたわけです。
会う約束をし、普通に食事を行い、何枚かお写真を一緒に取りその日は解散となります。
一緒に撮った写真を、依頼者様に確認をとると、なんとヒットしました!!!
更に対象女性とやり取りを続けていると、調査員にまでお金を貸してほしいと言ってきたのです。
もう確信犯でした。
とりあえず会う約束を設け、いざ合流したその時、調査員は依頼者様と共に対象女性に近づき事情を説明しお話を進めることに。
ここまでこれば聞くこともありません。明らかな詐欺行為だと判断していましたので警察を交えてお話を進めた方がいいのではと思ったのですが、依頼者様は騙された自分も悪いとの事で、お金を返してくれれば事は済ますとの判断に。
結果として、保証人を立てた上でしっかりと法的効力のある借用書を交わし、今すぐに返せるだけのお金を回収し(約半額)毎月定額の返済を約束したことで、事が収まりました。
本当に良かったです。皆様もお金の貸し借りだけは本当に気をつけてください。
知り合いに貸すことも当然ですが、見ず知らずの人にお金を貸すなんて以ての外です。
お金を貸すときはあげる気でといいますからね。
(総合探偵社Beerus)